パリ流ファッションスタイル

パリ流ファッションスタイル診断と扱う10個のスタイル

パリ流ファッションスタイル診断は、私の師であるトモミ氏により考えられたメソッドで
私を含め、8人の1期生がおり、現在診断を行えるのはまだ師を含めても10人以下の状態の比較的新しい診断です。
現在2期生の募集もキャンセル待ち、ということもあり今後診断できるアナリストは増えていくでしょう。

ただ、まだ日本ではアナリストが少ないこともあり、情報が出回っておらず
まずは基本的なことと扱う10個のスタイルについてお話しようかな、と思います。

まずパリ流ファッションスタイル診断とは?

上記にも書いているように、私の師であるトモミ氏により考えられたファッションテイストを決めるメソッドです。

「パリ流」となっておりますが、私たち日本人だけではなく、世界中の人に対応できるメソッドです。

「パリ流」となっている理由としてはメソッドを作り上げた先生がパリで学ばれていたということもありますが、最大の理由としてはパリ(フランス人)が内面とパーソナリティを重視するというところから、診断でも内面とパーソナリティも重視するという点ではないかと私は考えております。

フランス人の方は内面・パーソナリティを大変大切にされます。
自分が何者なのか、何が好きなのかをファッションで表現するのは、自分らしく生きていくのには欠かせない要素です。

ただ、好みだけではなくやはり「似合う」を見ますので、外見的な特徴、姿勢、話し方なども見ます。

またパリ流ファッションスタイル診断では、メソッド開発のトモミ氏が行っていることもあり「キャッチフレーズ」をサービスとしてつけることがあります。私、Iroka Styleでもこういったキャッチフレーズシステムを採用しています。

こういったキャッチフレーズも含め、テイストだけではない自分だけの世界観を突き詰めていけるのもパリ流ファッションスタイル診断の特徴です。

扱う10個のスタイル

パリ流ファッションスタイル診断は5つのカテゴリー、10個のスタイルがあり
その10個のスタイルからメイン・サブ・アクセントを決めていきます。

扱うのはこちらの5つのカテゴリーと10個のスタイルです

こちらのスタイルを1つずつ簡単に。
(診断の際はもう少し詳細にお伝えいたします)

【カジュアルグループ】ナチュラル

一言でいうのならば飾らないカジュアルスタイルです。
イメージとしてはお家の中でもゆっくりできるようなリラクシースタイルを想像するとわかりやすいかもしれません。
けれどもダボダボ、というわけではなくあくまで風が通る隙間があるようなフィット感が特徴です。
(ダボダボというのもナチュラルの要素の1つですがそれだけではありません)

木や草花などの緑があると盛れる方も多く、自然というのがよく似合います。

芸能人としては山口智子さん、蒼井優さん、広末涼子さん、新垣結衣さん、綾瀬はるかさんなどが挙げられます。

【カジュアルグループ】スポーティー

一言でいうのならば、アクティブなカジュアルスタイルです。
イメージとしてはスニーカーやリュック、キャップといったような無駄のない機能的なアイテムがイメージはしやすいかもしれませんが、そういったスポーツブランドのようなものだけではないので、スポーティーだからといってスニーカーコーデだけではありません。
やや傾向としてはボーイッシュガールスタイルになることは多いです。

明るい太陽!青い海!白い砂浜!といった夏のイメージが強く、夏のスタイルが得意で冬は困る…という方も多いです。

芸能人としては本田翼さん、浜崎あゆみさん、辻本舞さん、高橋愛さん、田中美保さんなどが挙げられます。

【女性的・華やかグループ】ロマンティック

一言でいうのならば甘い少女らしいかわいいスタイルです。
フリルやリボンなどかわいらしいアイテムが多く、全体的に色も素材も柔らかい印象のものが多いです。
ただ、柔らかい印象であれば苦手なアイテムも色を白やピンクにすれば使えるといった方も多いです。

草花のような緑というよりはお花メインの方が似合いやすい方も多く、全体的にふんわりとした雰囲気が似合うので守りたくなるような少女的可憐なふんわりとした華やかさがあります。

芸能人としては宮崎あおいさん、深田恭子さん、石原さとみさん、相田翔子さん、今田美桜さんなどが挙げられます。

【女性的・華やかグループ】セクシー

一言でいうのならば女らしい華やかさ全開のスタイルです。
胸元など女性をアピールする場所を肌見せしてもいやらしくない、目のやり場に困らないといった方も多く肌見せしなくともアンニュイ感や色気は感じる方が多いです(ただセクシータイプでも胸元の露出が得意ではない方もいらっしゃいます)
ロマンティックタイプに比べて濃厚な甘さで、大人っぽい印象があります。

濃厚な分、濃い印象があるので夜のイメージが似合いやすく、色っぽい雰囲気があります。

芸能人としてはマリリンモンローさん、後藤真希さん、浅田舞さん、新木優子さん、藤原紀香さんなどが挙げられます。

【ベーシックグループ】クラシック

一言でいうのならば昔からある伝統的でオーソドックスなシンプルスタイルです。
お顔立ち的に整っている印象の方が多いため、なにか装飾を持ってくると整い感が崩れてしまい、シンプルなお洋服を着ることでその整ったお顔立ちが引き立つようなイメージです。
ベーシックなものが多いため、全体的に綺麗目な印象のスタイルになりやすいです。

和の印象もある方が多く、着物もやはり伝統的なスタイルのお洋服で似合いやすい方が多いです(和のイメージでない方もいますよ)

芸能人としては波留さん、北川景子さん、壇蜜さん、黒木瞳さん、生田絵梨花さんなどが挙げられます。

【ベーシックグループ】トラディショナル

一言でいうのならばベーシックなカッチリ正統派スタイルです。
お洋服としてはクラシックよりも装飾があるので華やかさがありますが、あくまでベーシックグループですので装飾もベーシックな金ボタンやスカーフといったものになってきて、伝統的なスタイルという意味では制服なんかもトラディショナルです。

マニッシュスタイル(男性的スタイル)だったり、レトロ要素も組み合わせとしてはこちらになりやすくはあります。

芸能人としては天海祐希さん、土屋巴瑞季さん、キャサリン妃などが挙げられます

【ハイクラス・洗練グループ】シック

一言でいうのならば最先端のファッショナブルなスタイルです。
お洋服としては直線要素が多めで、最先端が得意でシンプルなお洋服も着こなしができる点で着れる幅自体は広めな方が多い印象です。
直線的なお洋服ということもあり、お顔のパーツとして直線的なパーツがあることが多いです。

カッコよくて華やかさあるクールな女性という印象なのでモード系のファッションになりやすいです。

芸能人としては菜々緒さん、黒木メイサさん、板谷由夏さん、久住あゆみさん、中島美嘉さんなどが挙げられます。

【ハイクラス・洗練グループ】エレガント

一言でいうのならば良いところのお嬢様・奥様感あるスタイルです。
上品なコンサバスタイルになりやすく、品の良い女性らしいスタイルというのがポイントになってきます。
ハイクラス・洗練グループですので、品質がよさそうな光沢感というのも1つの要素です。

アフタヌーンティーでお茶をしているような余裕や優雅さを感じる方が多いです。

芸能人としては井川遥さん、檀れいさん、滝川クリステルさん、浜辺美波さん、田中みな実さんなどが挙げられます

【個性的グループ】クリエイティブ

一言でいうならば一癖あるオシャレスタイルです。
どこかに個性的な変化や他のお洋服よりも装飾がないと寂しくなってしまったり、没個性になってしまうことがあります。
装飾やデザイン性というものが大事になってきますが、こういった変化はバリエーションが豊富でサブによって得意な傾向が大きく変わりやすいです。

変わった装飾・デザインだけではなく変わった組み合わせのようなものも得意なので補色配色やパンプスに靴下を重ねるスタイル、様々なテイストをMIXしたものも得意な方が多いです。

芸能人としてはAikoさん、宇垣美里さん、小松奈々さん、椎名林檎さん、比留川游さんなどが挙げられます

【個性的グループ】ドラマティック

一言でいうのであれば大胆な個性派スタイルです。
極端なものも得意で極端にシンプルといったものも得意になってきますが、大胆なので規模が大きいことが多いです。
服というよりはご本人にカリスマ性があり、遠くからドラマティックの方が歩いてくると遠くからでもすぐにわかる感じがあります。

パリコレの舞台に立っても違和感がないぐらい圧があるような方がこのタイプになります。

芸能人としては冨永愛さん、渡辺直美さん、アンミカさん、レディガガさん、秋元梢さんなどが挙げられます。

以上の10個のスタイルからメイン・サブ・アクセントを決める

以上の10個のスタイルからメインサブアクセントを決めていきます。

メインはその人の第一印象となるものなので大きい面積になるワンピースやトップス+ボトムスの組み合わせ、色やシルエットで取り入れやすいです。

サブはよりその人の個性を出してくれるものでテイストを左右しやすい小物である靴やバッグなどで取り入れやすいです。

アクセントはつく人とつかない人がおり「メインとサブだけでは少し足りない」「メインとサブだけでは説明ができない」と言った場合につけるのでニュアンスのようなものです。なのでアクセサリーや、バッグの持ち手だけなど本当にアクセント程度に使用することが多いです。

ただこうしたメインは服、サブは小物、アクセントはアクセサリーのようにお書きはしていますが、お洋服はそう単純なものではなく1つのアイテムに2つ以上の要素があることも多いです。

なのであくまでアクセントはサブを超えないようにする、サブはメインを超えないようにするという風に考えると
グっとコーデの幅が広がります。

ここまでで大分長くなってしまいましたので、またスタイル別の話などはゆっくり書いていけたらな、と思っております。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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