現在行っているパリ流ファッションスタイル診断では、「内面チェック」として50項目に対して当てはまるものにはチェックを付けてもらうという提出物があります。
その内面チェックは、パリ流ファッションスタイル診断を扱うサロン様は全て共通のもので、その内面チェックの内容はフランス語を翻訳したものが中心で、日本語にしてしまうと「どういうこと?」となってしまう設問文もどうしても出てきてしまいます。
日本人向けに設問をパリ流を扱いもの全体で改良したこともありますが、それでもまだ「設問の意味がわかりません」というお問合せをいただくこともございますため、特に答えづらいとお問合せが多かったものを中心に答えやすいような形で説明するページとなります。
また、私自身はAboutなどに記載している診断スタンスにもありますように、内面チェック自体は補助的なものとして使用していますため、過去受診なさった方の中で「意図していたことと違った形で回答してしまった」というものがあったり、これから受診される方が「それでもわからないからなんとなくで答えておく」でも数問であれば問題ありません。ご安心ください。
また設問に対して「状況による」と思われる設問もありますが、その際は「現状の生活している状況の中でよく取りがちな思考・行動」であったり「ご自身にとって自身を魅力的に魅せたいと思う場面(もし不特定多数の社会によく見られたいのであれば会社想定、友人や家族の中でよく見られたいのであれば日常想定)」でお考えのうえ、お答えください。
5:自分の思考や人格は社会生活において上手く発揮・投影されている
実は一番お問合せが多い設問です。
これは「自分が思っている自分が社会的にもそう思われているか」と考えると良いでしょう。
例えば「自分はすごくおちゃらけたところもある陽気な人間だ」と思っているのに対し
他者から「真面目だよね」であったり「本を静かに読んでいるのが似合いそうだね」と自分が思っていないようなことを言われることが多ければ社会生活において上手く発揮・投影できていないといえます。
他者の見方はそれぞれですので、上記のような思っていないようなことは一人から一度言われたことがある程度で、周りのほとんどの方から「面白い人だよね」「明るいよね」など自分が思っている自分の人物像と近しいことを言われることが多いのであれば上手く発揮・投影できていると言えるでしょう。
11:いくつものアクティビティをすることが好きだ
この設問に関してアクティビティ=体を運動と捉えられる方も多いですが
「1日の中にいくつも予定を入れることが好き」であったり「絵を描くのも本を読むのも料理をするのも好きでどれも毎日積極的に行っている」であればチェックをつけてください。活動的なことを良しとしているのかを聞いています。
21:人生の変化に対してきちんと対応できる
こちらに関しては例えばですが、小学校から中学校へ上がったときや結婚、昇進のタイミングなど、人生が切り替わり、生活も変化するタイミングできちんと変わらず過ごしていくことができるのか、というものになります。
もしそういった生活の中で変化があった際に、最初のうちはよく体調を崩してしまったり、モヤモヤした気持ちが続いてしまうような場合は当てはまりません。
すぐに適応でき、テキパキと最初の雑務をこなし、いつも通りといえる生活を送れるのであれば当てはまりますのでチェックをつけてください。
22:プレゼントを貰うときは実用的な物より、自分の趣味や世界観に合ったもの
を選んでくれた方が嬉しいと感じる
これは例えばですが実用的なものは日常の中で使える「ペン」であったり「掃除機・調理器具などの家電」のようなもの
実用的ではない趣味や世界観にあったものでいえば文具が好きな人ならその人をイメージした色のインク、であったり実用的ではないプレゼントの代表でいえばその人をイメージした花束、のようなものです。
実用的な家電と、自分をイメージして作られた花束、どちらを嬉しいと感じるかで考えると答えやすいかもしれません。
実用的な家電やいっそ現金のほうがいいと感じられるのであればチェックはなし
自分をイメージして作られた花束や自分を思って選んでもらったイヤリングなどの方が嬉しいのであればチェックをつけてください。
43:自分は《大事を成し得る者は小事も成し得る》を体現できている
これもあまり聞きなれないもので回答しにくいとの声がありました。
こちらはアリストテレスの言葉で「大きなことをする人は、その大きな事をする時に細心の注意をはらい、小さなことにも気を配る」といった意味です。大きい目標を成し遂げる際に大まかに決めるのではなく、細かく目標設定するタイプの方であればチェックをつけても良いでしょう。
50 自分は革新的というより実務的な人物だ
例えばですが、「会社で働いている際、もし今まで通りの手順でも問題はなく、他の人も特に不便はなさそうだけれども、もっとこうしたらよくなるのではないか」と思いついた際に
それを進んで実行できる革新的な人間か、それとも今まで通りで問題もなく不便もないからその手順を踏んだ上で、効率を求めていく実用的な人間かと考えると良いかもしれません。
物事を大きく変えていく方が革新的、物事自体は変えないけれども効率的にやっていく方が実務的、というイメージです。
以上がよく聞かれる内面チェックでの項目に対して、答えやすくなるためのヒントとなります。答えやすい一例となっていれば幸いです。
こちらのページに記載がない項目に関して疑問点などございましたら受診者の方はメッセージでお聞きください。